2014年05月15日
今回から3回に渡って、効果的なスタッフ採用についてお話いたします。
スタッフの採用について、いろいろなお悩みやご相談を受けますが、大きく次の3つに分けられると感じています。
1.良い人材を採用できない
2.面接のみの採用方法でうまくいかない
3.採用してもすぐに辞める
では、どのようにしたら、これらの悩みが解消され、効果的な採用が実現されるでしょうか?
簡単に解決策とその後の姿をご紹介しましょう
①課題 良い人材が採用できない
解決策 自分のクリニックの強みをしっかり打ち出す
結果 自分のクリニックに適しだ人材を採用できる
②課題 面接のみの採用方法でうまくいかない
解決策 人材要件の確立と複数の採用方法の実施
結果 労務トラブルの減少と長期雇用が可能に
③課題 採用してもすぐ辞める
解決策 採用後の育成
結果 クリニック内のコミュニケーションも円滑に
1の「良い人材が採用できない」といったケースは非常によくお聞きしますが、
その多くはご自分のクリニックと他のクリニックとの差別化が出来ていない、
強みをアピールしきれていないといったことがあげられます。
クリニックの最大の魅力は何だと思いますか?
それは院長先生、あなたです!
まず、院長先生の「夢」や「理念」、「方針」を大いに語ってください。
その院長先生の想いに応募者の方が共感を得たかどうかがポイントのひとつになります。
想いを共有できなければ、長期雇用や育成にも影響を及ぼします。
そして、他のクリニックと差別化できること、自慢できることを開業前にじっくりと考えてみてください。
ご自分のクリニックに適合した人材を採用するために、ご自分の想いと向き合ってみることが重要です。
開業前にしっかりと考え、確立することによって、開業後のスタートダッシュが変わってきます。