2014年03月27日
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2014年03月27日
経営安全率
どれだけ医業収益があれば損益トントンになるかの医業収益を示す「損益分岐点医業収益」と、現在の医業収益を比べて、赤字に転落するまでどれだけ余裕があるかを見るものです。
たくさん余裕があるといいですよね。
ところで、損益分岐点医業収益って、どう計算するんでしょう。
<計算式が、ズバリ これです>
損益分岐点医業収益 = 固定費÷限界利益率
事例で話を進めましょう。
あるクリニック(Aクリニック)の固定費が1000万円だとしましょう。固定費とは、医業収益に関係なくかかる経費ということになります。例えば、人件費や電気・水道・接待費などがあります。
そして、入れと委託費が医業収益に占める割合が、60%としましょう。 つまり、1000円の医業収益を得るのに、仕入れと委託費で600円かかる場合です。この時の限界利益は400円になります。(1000円-600円=400円 この400円は、粗利益とも言います)
※ 限界利益とは、「医業収益から変動費(薬品仕入や委託費)を引いたもの」です。算式は、以下のようになり、この限界利益が高ければ高いほど、クリニックの収益力は高いのです。
限界利益 = 医業収入 -(薬品仕入+委託費)
また、限界利益率とは、医業収益に対する限界利益の比率のことであり、以下のような算式で求められます。
限界利益率=限界利益/医業収益×100(%)
この場合、限界利益率は、40%となります。
そうすると、1000万円の固定費をまかなえる限界利益を生み出す医業収益は・・・
1000万円÷40%=2500万円となります。
この時、損益トントン(経常利益=0)であったとすれば、損益分岐点医業収益が、2500万円です。
いかがですか?そして、このAクリニックの現在の医業収益が3000万円としましょう。
そうすると、医業収益が500万円下がった時が、損益分岐点ですから、その割合は、500万円÷3000万円=16.7%となります。医業収益が16.7%減少した時、利益がゼロになるということです。この率が、「経営安全率」となります。
さて、あなたのクリニックの経営安全率は、どのくらいでしょうか?
2014年03月25日
三連休の初日、新規開業支援のリーダーとして、また、クリニック開業支援に役立つ研修に参加して参りました。
研修内容は、船井総研さん主催の『開業税理士が1年で1,000万円受注するための手法 厳選手法33連発』です。
研修の講師であった大久保先生(税理士)が平成24年12月から取組み、この不況の中でたった1年で20数社新規を開拓された話がとても良かったですし、参考になりました。この先生、特に話上手な感じでもなかったですし、特に目立った感じの方でもなかったのが率直な感想です。(大久保先生すみません・・・・)。でもそのような方でも、船井総研さんのコンサルティングにより成功されております。要するに人は、税理士は、その人のもっているポテンシャルだけではなく、営業方法・営業戦略によってビジネスチャンスが到来・獲得できるのだと思いました。また、大手会計事務所のみが生き残るご時世でもないことを立証してくださいました。当会計事務所も大久保先生のようにまだまだ会計事務所の規模としては小さい方かもしれませんが、この研修を参考に時代に合った、時代に受け入れてもらえるようなビジネスを考え、行動に移して行きたいと思った次第です。
『よし!やるぞ。』のモチベーションを常にもち続け、顧問先の為、社会の為に頑張ります。
この場をお借りして、大久保先生並びに船井総研の皆様に感謝したいと思います。『研修お疲れ様でした。そしてありがとうございました。』
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